クラウド化とソーシャル化が進むことによって起きるのは、「ライフログ」の共有 だ。これまで紙やPCなど個々のデバイスにのみ残されていた日々の人々の行動が、 サービスのクラウド化によってネットワーク上に集約され、その人の生活の記録、つ まりライフログが残ることとなる。 さらにそれを公開しあい、多くの人の聞で共有することによって、人々の大きな交 流が生まれ、ネットワーク上の情報がより大きな意味を持つこととなると考えられる。 ライフログの共有によって情報が広まれば広まるほど、必要な情報を選別して得るという検索サービスの重要性はより大きなものとなる。だがデータ量が膨大になるほど、検索だけでは欲しい情報が得にくくなるというのもまた事実だ。 それゆえ現在のようにキーワードを入力して検索するという形だけでなく、共有されている人々の行動を集約・分析し、その人に必要な情報だけを提供するエージェント型のサービスが増えていく可能性も、大いに考えられるだろう。
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