時折見かける特殊なブログに、毎日同じことを淡々と記録するスタイルのものがありま す。こういったブログはSEO対策ではなく本当にただのブログです。例えば家から見える風景だったり、毎日の食事だったり、時には同じ自動販売機の 写真を毎日撮り続けているものなど、様々です。 こうしたブログは、単に 1つの記事だけを見ても「ああそうか」という程度のものかも しれませんが、それがたくさん集まることによって意味を持ってきます。例えば自動販売機にしても、たった 1日分の自動販売機の写真を見てもどうってことはありませんが、 1年間分の写真を連続してみていけば、どのようにそこで売られているジュースのライ ンナップが変化していくか、ということがわかってきます。 このような蓄積に意味があるブログのコンテンツは、爆発的なアクセスを集めることは難しいかもしれませんが、続けることで価値が上昇し、一定のファンをつけることができるでしょう。 ファンが付いた後のブログからの被リンクは絶大な効果をSEOでは発揮します。
また、ブログの「炎上」とは、特定の記事に対して批判的なコメントやトラックパックが大量 に寄せられ、 筆者の予想とはまったく違う方向でブログが盛り上がってしまう現象のこ とをいいます。 炎上が発生する原因は様々あります。例えば誰かの悪口を書いてしまったり、生活の中 で犯したちょっとした犯罪をブログに書いてしまったこと、何らかの事件や議論に対し て、人を不快にさせてしまうくらいの極論を書いてしまった場合など、ブログを見て不快だと思う人がたくさん出てきた場合に発生するようです。一度ブログが炎上す ると、それを聞きつけてたくさんの野次馬が集まってきて、一時的にブログのアクセス 数は上がりますが、コメントやトラックパックは非難や揚げ足取り、悪意のあるものな どばかりになり、ひどい場合は実名や勤務先が調べられて、勤務先に突撃と称して電話をかけられてしまったりもします。
さらに、炎上の直接の原因になった以外の記事もチェックされ、それら の記事の文章 が槍玉に上がったり、記事聞の矛盾をつかれたりすることもあります。 一度炎上が起こると、それを鎮火する (鎮める)のはかなり難しく、反論のつもりで書 いた新しい記事がさらに炎上を発生させてしまうこともしばしばです(これは燃料投下とよばれたりします)。あわてて悪意のあるコメントを削除したり、コメントやト ラックパックの受付を停止したりするケースもよく見かけますが、こうした場合も「逃げた」といった印象をもたれてしまい、「説明責任」を持ち出されてしまったりします。実際にブログの記事を書くことで、第三者に対して説明責任が発生するか はわかりませんが、そうした論調になりやすいのがインターネットの特徴でもあります。 炎上を発生させないようにするには、炎上するような記事を書かないことが第一です。 自分が犯 した犯罪や違反行為を自慢げにブログに書く、といったことをしないのは当然 のことですが(そもそも犯罪を犯すこと自体が問題ですが)、そうでなくても、自分が正しいと思っていることを書いただけでも、炎上してしまうケースもあります。世の中 には様々な人がいて、その主義やイデオロギーも様々です。
関連記事を読む
効果的な記事LPの作り方は?成功する具体事例も紹介!
予定通りは稀と考え手当を念頭に
リソース管理で知るWeb制作の実態